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【深層】スタバ元会長、アメリカ大統領選の「勝算」を話そう

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks CXO

    スタバのハワード・シュルツ元会長が独立系候補としてアメリカ大統領選予備選に出馬する旨を米ニューヨーク・タイムズに語っています。

    ツイッターでは「なぜ民主党から出ないんだ(民主党から票を奪ってトランプを再選させる気か)」とブーイングの嵐ですが、その背景と勝算を含め、本人が語ったことをお届けします。


  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授

    「民主党から出馬すれば、自分の気持ちに嘘をつくことになるでしょう。民主党がここまで左寄りになってしまった今、自分が信じてもいないことを言わされる羽目になるのは目に見えています」(記事引用)

    数日前に行きつけのカフェ(スターバックスではない)で映写されているCNNで、シュルツが独立系候補として大統領選に出馬する意向であることを知った。このニュースは、(思想・価値観が近い)民主党候補との票の食い合いになる危険性を指摘していた。

    実はこれは多数決で政治家を選出する仕組みの欠陥(不完全さ)にあることを、社会科学では指摘している。たとえば、坂井豊貴著『多数決を疑う―社会的選択理論とは何か』で、2000年の米国大統領選を分析している。当初、民主党候補ゴアが共和党候補ブッシュより優勢だったが、泡沫候補ラルフ・ネーダーが途中で立候補し、ネーダーは支持層が重なるゴアの票を喰い、ブッシュが漁夫の利を得て当選した。そのことは、多数決は「票の割れ」にひどく弱いということ。多数決はかならずしも多数派に有利でなく、かといって少数意見をくみ取る方式でもない、とこの本は指摘し、ボルダルールという代替手段を提起している。

    と、ここまでは制度論の話だが、シュルツのインタビュー記事を読むと、彼はそうしたことにはまったく興味がなく、自分自身を米国社会のイノベーターと位置付けていると感じた。深刻に分断されてしまった米国は、「第三の道」を必要としている。自分はその道を提示し、先頭を歩む覚悟がある、と。これはとても深いテーマであり、神話上の英雄の旅に匹敵する。シュルツはどこに向かうのか。米国民はどこに向かうのか。


  • U.S.CPA

    富と名声を得て、齢60を越えて尚、チャレンジングスピリットを忘れないとは。しかも自分の気持ちにウソをつかず、大樹に依らず己が道を行く。それだけで我々の心を動かすなにかがあると思わせる。日々精進、がんばります。


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