【1分解説】政府の重要統計、4割の23統計で「不正発覚」の衝撃
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注目のコメント
取材協力もさせて頂きましたが、やはり分散型統計組織および日本型ジョブローテ人材の限界が露呈したのではないのかと思います。基幹統計を扱うにあたっては、せめて統計ないし経済の学位を持った人間を求めたいところです。
なお、今回は統計で問題が発生しただけでジョブローテの結果として専門性に難がある人材がフィッティングの悪い仕事をしている分野は日本ではそこかしこにあると思います。笑ってしまった。
中国の統計は全く信用できないというのは、ほぼすべての日本の学者、マスコミだったが、
ほんとうはまったく信用できない、素人の人が統計をしているのは日本だ。
マスコミのチェック機能、野党の牽制などなど、
一つも働かなかったのではないか。
不正というよりも不正をチェックする機能の不在は問題ではないか。
これから中国の統計は信頼できないというまえに、
まず世界のどこの国の統計も信頼できないと思い、具体的に話をする、そうすべきではないか。人手不足と予算不足が原因のようですが、その背景として、統計学の軽視があるのでしょう。データに基づいて行政、立法の判断をするというのは、近代国家の根幹の一つに関わります。政府要人の親族やお友達をとにかく優遇したいのであればデータは要りません。民族とか宗教とかの神秘的なイデオロギーをとにかく優先したいならデータは要りません。そういうことをしない国であるためにはデータは必須です。
日本でもAIとかをもてはやすわりには、機械学習に必須な統計学は、各所で専門家や予算が増えているわけではないようです。米国の大学の真似をしたいなら、米国はそれこそ統計学のいくつかの単位を必修にしている学部学科は多いから、そういう教育内容を真似するのがいいですね。
専門職の減少続く 人員不足、現場に余裕なく
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40447080U9A120C1EE8000/