【独自】デザインで大切なことは、全て「アップル」に学べ
コメント
選択しているユーザー
とにかく、嫌になるほどスマートフォンのことを考えて、かみ砕いて、自分の中で消化していく。そうすると、ユーザーに話を聞くよりも、自分のほうが「正解」に近づけるはずです。
アップルでは、そうした人間を数人集めて、毎日、議論をしていく。そうするとおのずと、どうあるべきかが見えてくるんです。圧倒的な努力が必要なので、ほとんどの人は途中で挫折してしまいますけどね。
注目のコメント
Steve Jobsの名言に、Design is not just how it looks and feels like. It’s how it works. (デザインとは見た目や触り心地だけのことではなく、どう機能するかだ)というのがありますが、正しくそれですね!
アップルではプロダクトマネージャーがいない代わりに、デザイナーとエンジニアの連携でここまですごいものを作れるのがGoogleとは対照的ですね。アップル辞めてコーヒーマシーン開発だなんて素敵です。1月下旬、アップルのデザインを知り尽くす人物に会いに、福岡県の糸島を訪れました。自分の故郷の福岡に、まさかiPhoneの開発に関わったデザインエンジニアがいるとは知りませんでした。
ダグラスさんの話を聞いていて感じたのは、とにかくアップルのデザインチームには、クレイジーなほど「徹底できる」人間が集まっているということ。ダグラスさん自身、学生時代は陶芸に打ち込み、日本に2回留学するほどハマったようです。
美的感覚や思考能力はもちろんですが、クレイジーなほど突き詰める根気強さが、アップルのデザインを生み出しているのでしょう。これからは、コーヒーの世界を突き詰めるというダグラスさんの話を聞いて、年始の目標をすでに忘れていた自分を反省しました。「多くの企業は、デザイン部門を開発の「川下」に配置していますが、アップルの思想に基づくと、そもそもデザインと内部機構の設計を切り離せるわけがありません。
だから、アップルでは設計の「川上」からデザイナーが入り込んで、エンジニアと一緒に内部の設計と外側の見た目を作り上げていきます」
以前、アプリの開発をしたときに、要件定義から一緒にデザイナーに入ってもらったことがありました。
これが難しい会社は多いはず。
開発のプロセスを変えないと、「アップルの掟」を覚えても、同じような製品開発はできないはずです。
アップルが守る5つの掟
1 デザイナーとエンジニアが一緒に設計
2 必要ない機能はとにかく削る
3 ユーザーの意見は聞かない
4 開発費はケチらない
5 最先端技術を世界中から探す
2と3は、力のあるクリエイティブディレクターがいないとなかなか難しいし、別のアプローチもあると思います。
4と5はビジネスの規模次第。
でも、1に関してはプロセスの問題だし、効果もすぐに出ることかもしれません。
「ただiPhone7からイヤホンジャックがなくなったのは、ちょっとやりすぎなんじゃないかと思います。個人的に使いにくいので(笑)」
「辞めアップル」だからこそ、こんな話も出てくる。
「アップル流のものづくり」による、コーヒーマシンも楽しみにしています。