将来の労働力不足に備えるキユーピーの未来工場
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注目のコメント
工場動画、たまらん！
そして自動化においては工場に限らず、下記は必須だと思う。人間が得意なものと機械が得意なものがあるし、分業の仕方、そのためのプロセスを変えていくことが必須。
『こだわったのは、従来の仕事をそのまま自動化するのではなく、業務プロセス自体を見直した点です。必要ない業務をそぎ落としたうえで、自動化しました。このステップを踏むことで、過剰な設備投資を防ぎ、品質保証のあり方を見直すなど、従来方式をさらに磨き上げるきっかけになりました。』機械化・自動化によって人間の力をもっと活かす
この部分がキモですね。ただの省人化ではなく、人にはロボットで置き換えられない創造性のある仕事で活躍してもらう。
日本は現場の技術が高いと言われています。そんな方々の知恵を活用することこそ、世界に対する競争力を維持するために必要なんだと思います。
AI、ロボットへの置き換えにビビらず、人はどんどんアイデアを出していきたいですね。十年以上前にキユーピー(ユは大文字です！)の五霞工場の見学をしたことがあります。
何と言っても感動したのが割卵機。卵を割って黄身と卵白を取り出すのですが、その速さたるや圧巻で、１分間に600個も割れるそうです。
https://www.kewpie.co.jp/mayo/about/production/egg-cracking.html
卵黄の含有率は他社製よりも多いキユーピーは、マヨネーズの色も黄色く濃厚。また卵白はかまぼこの増粘剤などに使われるとか。
そしてマヨネーズといえばあの容器でフィルムは二重構造になっているそうです。持ち運び用には小分けのものが有り、ディスペンパックも有ります。ディスペンパックはアメリカの会社が特許を持っている関係で、普及しているのは小分けビニール製の方ですね。
見学時に面白かったのが、さまざまな味のドレッシングを試作するプラントでした。家庭でも作れるドレッシングですが大量に作るとなると分離の問題が出てくるので、実際のプラントより少し小さいものが幾つも並んでいて、研究員の方がそれぞれのレシピで試作してました。人気No.1のごまドレはそうして生まれたそうです。
最新の神戸工場へは行ったことは無いですが、恐らく五霞工場と同様楽しそうに働いている風景が目に浮かびます。食品の工場は身近な商品の品質を保ちながら、生産性を両立させつつ、消費しやすい包装をする工程が見ていてとてもたのしい！
