勤労統計不正問題で最も深刻なのは「賃金データの消失」だ
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注目のコメント
今年の年金の財政検証は、毎月勤労統計の不正問題とは関係がない。基本的に影響しない。
「賃金データがなくては年金の財政検証ができない」とはいえ、年金の財政検証で用いる賃金上昇率は、厚生年金加入者の賃金上昇率を想定しているのであって、毎月勤労統計の賃金上昇率を直接用いてはいない。厚生年金加入者の賃金動向は、厚生年金保険料を徴収する段階で把握できる。統計を取らずとも、厚生年金保険料の報酬月額で、賃金は捉えられるとの視点、なるほどなと思いました。
ただ、一方で、厚生年金だと旅費実費が含まれてたり、パートタイマーとかで対象外になる方がいたりなど、調べたいところを調べきれないのでは。
いっぺんに調べられた方がよい、という点は賛成です。