サイバーエージェント、第1四半期の営業益は35%減の53億円 Abemaへの先行投資に加えゲームとネット広告の減益響く
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注目のコメント
11月下旬から12月中旬にかけて上場株式3銘柄を立て続けに売却したとEDINETに出ていたので、予算が大変そうと思っていたのですが、実際に利益面では厳しい決算でした。
第1四半期の営業利益が53億円ですが、決算短信のセグメント情報をみると投資育成事業で約34億円の営業利益を計上していますので、株式売却がなければ営業利益が20億円を切っていたということになります。
一方でこのタイミングで素早く100億円もの下方修正を出す決断は流石ですね。伸び悩んでいるとはいえ、売上のトップラインは依然として高水準のため、コストコントロールで今後の営業利益はだいぶ調整できるのではないでしょうか。
AbemaTVへの積極投資は株式市場を気にせずに継続して是非成功してもらいたいですね。サブスクリプションの有料会員が35.8万人に急増中というのはポジティブサプライズでした。これだけで年間40億円強の売上が積み上がってますね。コメントを、とプッシュ通知を頂きましたがコメントしづらいので、藤田のブログエントリーを貼っておきます。
https://ameblo.jp/shibuya/entry-12436315278.htmlこの数年、国内スマホゲーム市場のトップ100(月商2億以上規模の領域)に占める中韓大手資本のタイトル比率は四半期ごとに高まっています。PCオンラインの流れを組み数十億円規模の開発・広告投資を行う中韓大手との競争によりこの領域(大作新規ローンチ市場)の利益余地はどんどんと厳しくなっているのが実情です。その市場変化のあおりを受けた減益および業績下方修正と捉えます。この傾向は同市場(大作新規ローンチ市場)のプレイヤー全体に広がる流れといえます。