日経平均は反落、為替に連動 様子見姿勢も強い
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日経平均-0.60%、TOPIX-0.68%、マザーズ-1.89%、REIT+0.45%。
為替も多少あるが、前場と後場で為替が動いた時の市場の反応は多少違い、そんなに為替要因は大きくないように思う。最近業種についてよくコメントしているが、今日も下げが小さい割にはプラス業種が電気機器+0.23%の1業種だけだし、マイナスで一番大きいのは電ガス-1.73%と、典型的な下げた1日の動きではない。業種的にはマイナスが小さいのはゴム-0.22%、化学-0.23%、小売-0.24%、ガラ土-0.30%など。
個別ではリコー+2.02%、日立+1.36%、ニコン+1.02%、ソニー+0.92%などが業種動向からも伺えるように強い。
アジア株は小幅なマイナスが多く、ダウ先物は-120ドルほど。動意薄。底値からのリバウンド局面の勢いはもうないので、ここら辺りで一服といったところでしょうか。節分天井彼岸底の季節性からすると、もう一回上抜けがあるか、このままずるずるいくか、判断が難しいところです。こういう時は先走らないように注意したいですね。
本日の日経平均・TOPIXは共に-0.6%ほど下落しました。
日経平均 20,649.00(−124.56 / −0.60%)
TOPIX −1,555.51(−10.59 / −0.68%)
週末からの円高の影響を受けて、本日も109.3円弱〜.4円強のレンジを推移し、日経平均もマイナスで寄り付き、前日終値に対して終始マイナス圏でした。また、本日〜木曜日にかけての国内企業680社強の決算発表、1/29-30のFOMCなど重要イベントを控えている中、全体的に買い控えムードが見られたように思います。
アジア指数の上海総合・ハンセン指数も共に下落。
上海総合指数 2,596.98(−4.75 / −0.18%)
香港ハンセン 27,560.49(−8.70 / −0.03%)
日経平均後場の下げ幅拡大は、為替よりもどちらかというとアジア指数に引っ張られた印象があります。
業種別で見ると、電気機器+0.23%以外の32業種は全てマイナス。もっとも下げ幅が大きかったのは電気ガス−1.73%。
電気機器プラスへの寄与は、おそらく東エレク+0.65%、安川電機+0.48%、三菱電機+0.36%、ファナック+0.16% 等であると考えられます。
電気ガスについては、東電−3.86%、大ガス−2.83%、東ガス−1.64%と、ほぼ全銘柄がマイナスでした。
今晩からのNY指数の動き、明日からのFOMC、後半(水・木)に須要が比較的固まっている決算発表の内容が明確にでるまでは、様子見ムードが漂い続けるかもしれません。