王者・花王が挑む衣料洗剤「頂上決戦」の行方
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注目のコメント
ワンプッシュのやつ、使ってみたいですね。
洗剤の新製品はなぜかつい試したくなる...化学屋の性なのか。
花王さんは技術力高いですね。
学会などでも見かけますが、かなり基礎に近いハイレベルな研究もされていて、配合後の製品どころか個々原料成分の物理化学的な挙動もしっかり把握した上で議論を積み上げておられる印象です。これが海外の巨人とも張り合える力のもとになっているのかと。
花王製品は、広告を通じて日本の衛生観念の発達にも大きく影響してきました。下記のまとめ、面白いですよ。
昔はほとんど髪を洗わなかったんですね...
https://togetter.com/li/1224540記事のメインの部分からは逸れるが、下記部分に注目。
花王は、洗剤などの消費財メーカーであると同時に化学メーカーでもある。たとえばオムツで用いられるSAPは、P&Gは日本触媒から買ったりと素材生産まで手を伸ばしていないが、花王の場合は自社生産が基本。
下記の一文は、化学メーカーとしての花王を表していると思う。
『さらに、澤田社長は「バイオIOSは理解してくれるところがあれば一緒に組みたい。バイオIOSをグローバルで展開する基剤にしていきたい」と、外部への技術提供の可能性も示唆する。』環境に優しい原料を使った洗剤に「ZERO(ゼロ)」というネーミングが面白いですね。おそらく、Coca-Cola zero、アサヒドライゼロなどでカロリーや糖質off(ビールならプリン体も)を指す飲料が一般的になってきて、「ゼロ」と聞けば、体に良い的なパーセプションができた、という判断での採用なんでしょうね。「サステイナブルなもの=ZERO」というイメージの拡張ができると、色々な商品で「ZERO」が流行りそうです。