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350ml換算で600円するのは本来ならかなり高額ですが、それでも美味しいものを。という層にリーチし、満足させる製品開発は素晴らしいですね。ビール市場は衰退ですが、日用品から嗜好品への変化をこの辺りにも感じます。
サブスクリプションモデルにしたから成功というロジックではなく、
自宅で生ビールを飲むという体験を提供→顧客の潜在ニーズを発掘→話題殺到という流れ。

一度ビールから離れた層や、想定とは異なる「子育て中のママ層」が利用しているのは興味深い。

既存の卸や飲食店との関係性から発想したら成り立たなかったと思うので、「エンドユーザーの顧客体験」から逆算して考えることの重要さを教えてくれる事例。
「正直に言うと、摩擦はあります。これまでのビジネスのお客様である、流通や飲食店とぶつかるのではないかという議論は社内でもたくさんありました。ただ、この議論が過熱すると、やらない理由を探し続けていつまでも始めることができない」

大企業の中で、この企画が起案され、議論され、評価され、継続されるプロセスを想像して、関係ないのに勝手に感慨深い気持ちになりました。

サブスクをせねばと始めるのではなく、実現したいことをしたら結果としてサブスクリプション的なモデルだったというのが正しい姿ですね。
話題になっていたキリンの月額製ビール、再開(受付停止については下記記事が詳しい)。
顧客ニーズに沿った独自性があり、価格交渉力がある製品は強い。
https://newspicks.com/news/3080265
鮮度の高いビールの会員制のダイレクトセールスで、基本プランは月額課金(サブスクリプション)ですが、飲み放題という訳ではないのですね。さまざまなサブスクリプションの形態があって良いとは思いますが、本来のサブスクリプションの意味は、期間に対して課金する、ことなので、ちょっと違和感はありますね。とは言え、キリンとしては、さまざまな試みをされていて、顧客開拓に結びついていますし、売上も上がっているのは、素晴らしいですね。
単にビールを飲むモノ消費から生ビールをサブスクで家で楽しむというコト消費に出来ているところがいいですね!

ちなみに弊社の日本初のサブスクのコーヒースタンド「coffee mafia」おかげさまで新宿、飯田橋に続き銀座に3号店オープンしましたのでぜひ。
https://blog.favy.co.jp/7979/
まだ会員は1500名程度とのことなので、もっともっと伸びていきそうです。(逆に、急拡大は意図的にセーブしてずっとやってこられた事業ですが。)
ビール離れと言われつつ、日本の中には当然そうでない人もいて、熱烈なビール好き、しかも居酒屋で飲むわけではない人がいる。
色んなものがサブスク化していくというのは、少数のマニアが支える事業が増えていくこと、という考え方もできそう。
"'正直に言うと、摩擦はあります。これまでのビジネスのお客様である、流通や飲食店とぶつかるのではないかという議論は社内でもたくさんありました。ただ、この議論が過熱すると、やらない理由を探し続けていつまでも始めることができない。"

これは本当にそう。大企業になればなるほどこうなってしまう。
良いとか悪いとかは置いておいても、既存のクライアントとの摩擦や既存事業とのカニバリが真っ先に思い出されてしまう。
リクルートでも近しいことが起きていますから、多くのいわゆる大企業では同じことが起きているのでしょう。

しかしながら、キリンがその摩擦をすり抜けてもこれを実行できている、かつ人気が出ていて新たな収益源を生んでいるということが1つの証左。

つまり、自身の生き残りをかけて、カニバってもやるかやらないか、もちろんそんな簡単な話ではありませんが、最後はやるか、やらないか、とてつもなくシンプルな判断になります。
およそ一年前に、サブスクリプションが食の分野で拡大する「サブスクリプ食」についてコラムを書きました。
https://www.hakuhodo.co.jp/archives/column/44376

そのときのサービス拡大のポイントとして、経済性と多様性をあげました。自宅での生ビールサービスも、今後、マーケットニーズが高まると、価格競争になるでしょうから、店舗で生ビールという価値のリプレースを超えて、価格以上の価値づくりが必要なフェーズがやがてくると思います。

うまいを超えた自らつくる楽しさや、気分に応じたちょっとした作り分けなどの個性。つくる人と飲む人が一緒だからこそ生まれる新たな価値創造の可能性に、勝手にワクワクしています。

そういう意味でも、今後とも引き続きベンチマークしていきたいサービスですね。
私が週末のランチなどを楽しみに行く馴染みの店ではタップマルシェが置いておあり、まず間違いなくクラフトビールをオーダーしてしまいます。これは主にクラフトビールという別商品による販売チャネルの拡大ですね。一方、この記事の宅配はまだ契約数が少ないですが、B2BではなくB2Cになりますね。キリンが消費者のライフスタイルの変容の適応しようとする強い姿勢を感じます。
キリンホールディングス株式会社(英語: Kirin Holdings Company, Limited)は、飲料事業会社の麒麟麦酒株式会社を中核とする、キリングループの持株会社(ホールディングカンパニー)である。三菱グループの一員であり、三菱金曜会・三菱広報委員会の会員企業である。東京証券取引所第一部上場。日経平均株価採用銘柄。 ウィキペディア
時価総額
1.89 兆円

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