【アマゾンvs.マイクロソフト】「顔認識技術」の軍配はどちらに?
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「アマゾンに任せるのは時期尚早」
そのような判断を下すのは時期尚早です。そもそも、技術がオープンソースで公開される時代にあって、各社使っている技術は殆ど同じです。どんなデータを使うか、であるとか複数の技術をどのように組み合わせるのかが違うだけの可能性が高いです。
顔に特化すれば、佐々木 励さんが指摘されているようにSenseTimeやFBのほうがデータ持っています。アジア人に限っていけばそもそも中国のサービス利用のときは身分証明書と顔写真をアップさせられるそうなので、中国企業が最強のハズです。個人を特定する「顔認識」と、年齢や性別などの特徴を分析する「顔分析」は別物。
顔分析の比較実験は、その通りかと。Amazon は、ITインフラは強いけど、AI技術は他社が先行。
また、Googleが再参入したり、顔写真の学習データを大量保有するFacebookが参入したら、大逆転が起こるけど、批判を受けるので不透明。SenseTimeがこのポジションを狙い中。
Amazonが、”Rekognition”というサービス名で、分析・認識を全部やってるのが、言葉の混乱を助長。
ただ、インタビューで確認までしてるのに、言葉の扱いがテキトー過ぎて、New York Times記者のリテラシーを疑う。(原文も同様)
https://www.nytimes.com/2019/01/24/technology/amazon-facial-technology-study.html
=引用=
アマゾン・ウェブ・サービスのAI部門ゼネラルマネージャーであるマット・ウッドは、研究者らがテストしたのは「顔分析」技術であって、「顔認識」技術ではないと主張する。前者は「ヒゲ」や「笑顔」などの特徴を顔から抽出する技術。後者は写真や動画から個人の顔を抽出してマッチングさせる技術。両者はまったく別物だというのだ。なお、アマゾンはどちらの技術も取り扱っている。テクノロジーについて大切なことは精度について批評をしたり、精度が低いことを批判することではなく、今の精度で何ができるかを考え、実行すること。
そしてその実行の過程から得られた検証結果やデータに基づいて、テクノロジーをアップデートすること。
エフェクチュエーションの方法論がテクノロジーであって、テクノロジーによるコーゼーションで未来は紡げない。