国産キウイ苦戦 輸入物の在庫が潤沢
日本農業新聞
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キウイは、20年くらい前には聞いたこともない品種(そういう意味ではかつてのグレープフルーツやパプリカみたいなもの)だったでしょうが、実はマタタビ科で日本でも里山に生えているサルナシ(猿がよくたべる梨に似た実)と同類の品種です。(原種は中国かな?)
ニュージーランドで、甘い果実のように品種改良してゼスプリというブランディングをし、グローバルに品種起点のマーケティングを展開してきたというのが、今の姿です。
国内でもゼスプリのキウイの生産受託をする生産者が増えてきていますが、出口が確保されている一方、生産ライセンスや苗木供給などで結構な金額をアップフロントで払うスキームになっています。
日本では、柑橘類やイチゴやリンゴ、梨などで同様な品種開発に注力してきましたが、キウイというジャンル作りではたまさかゼスプリがルールメイキングしているだけなので、今回のような話はドンマイドンマイで良いのではないでしょうか。