サイバー攻撃は深刻な金融リスク、フィンテック問題重要=日銀総裁
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キャッシュレス社会になると、決済ネットワークは経済の血管という役割。その血管を狙ってサイバー攻撃をかけられると、社会が機能しなくなります。
どんな爆弾より、サイバー攻撃は威力がある。これに警戒する必要があると強調した黒田総裁。全くその通りです。これは決済だけの問題ではなく、IoT社会の問題でもあります。国防費の予算に、もっとサイバー攻撃対策費を積み増す必要がありますね。金融の不均衡が大きくみられないほど、低体温の経済成長が続いていますので、「次の金融危機は?」との問いに対しては、金融の不均衡というよりは、サイバー攻撃など、既存の金融システムを物理的に脅かすよう事象が考えらえる、ということでしょうか。
既にサイバーセキュリティはクリティカルな課題・リスクになっているが、前例のないことへの対応が鈍いという特性からなのか、他国や他業種と比べて遅れているように見える。
現状の日本の金融機関に被害が少ないのは、相対論として他により攻撃しやすい先があるからであって、必ずしも攻撃への耐性が高いわけではないのではないか。
対応に必要なスキルや経験もこれまでと異なるので、業界全体として優先順位を上げて対応すべと思います。