【ファーウェイ創業者】我々は、米中の間に挟まった「胡麻」だ
NewsPicks編集部
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1月中旬、メディアの前にはめったに姿を見せないファーウェイ創業者のレン氏が、立て続けに日米欧中のメディアに対して質問を受ける場が設けられました。
NewsPicksはそれぞれその場で語られた内容の全てを改めて取材し、整理しました。
特に注目の3点、①娘(孟晩舟CFO)の逮捕をどう見ているか、②なぜファーウェイが狙われたのか、③中国共産党との距離、について語られた内容を、湯浅記者がお届けします。取材を担当しました。ファーウェイ創業者のレン氏はめったにメディアの前に出ないことで知られており、今回は引っ張り出されたもよう。レン氏は公の場で何を伝えたかったのか、迫りました。
お詫びと訂正:「向こう5年でさらに100兆円のR&Dへの投資」を「向こう5年でさらに10兆円のR&Dへの投資」に訂正いたします。後継者の資質として「市場洞察力や深い技術背景と、市場における豊富な実践経験を備え、哲学や社会学などにおいても、深く探求している人物である必要がある」とレン氏。哲学や社会学というキーワードにレン氏の人生の重みを感じます。色々と考え、苦悶したのだろうなと。
ファーウェイを米中新冷戦の「胡麻」というたとえからも。胡麻というのは小さいという意味だけなのでしょうか。米中の圧力にすり潰された胡麻は、油となる。したたかな読みがあるのでは。向こう5年で100兆円をR&Dに使うということですが、世界の企業でここまでR&D投資できるところはない。白髪三千丈と同じ誇張でしょうか。