今日のオリジナル番組


詳細を確認
タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
本日配信
17Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
リスクはトランプさんが人為的に作ったものであり、
同時に世界経済はいずれは調整局面に入り、トランプさんはそれを速めた。
中米貿易によって中国経済への影響については多く議論されている。
中国はかなりの打撃を受ける。
でもアメリカは全く無傷とはならない。
むしろアメリカも相当の影響をうけ、経済は後退する。
トランプが出てきて、世界経済をかく乱している。
そのかく乱は想像を超えて、これからやってくる。
米国は「肉を切らせて骨を断つ」覚悟なので、経済面からはリスクでしょうね。安全保障のためには経済が犠牲になっても仕方ない、という事ですから。
ただ、米国が中国から輸入していたものは、他の途上国から輸入するようになるでしょうから、中国の景気が悪化した分、他の途上国の景気が良くなるわけで、世界経済への影響は意外と小さいのかも知れませんね。
米中貿易摩擦は、お互いが注目度の高い企業や分野について目立つ措置を打ち出したりして、ニュースになりやすいやり方で応酬していますから、これが世界経済を冷え込ませるだろうと金融市場参加者が信じて株などを売ることで、株価の下落を引き起こして、現実に世界経済の足を引っ張るという形で、予想の自己実現につながるという面もありますから、IMF専務理事の警告は。もし両国政府の行動を変えさせれば良い方向に働くでしょうけど、逆に両国政府に無視されてしまうと、市場の不安を煽って予想の自己実現を起こす結果になってしまう危険性もあり、善悪の評価が難しいと感じます。とはいえ、メインスポンサーである日本の首相や中央銀行総裁と意見を合わせるのは当然のことなのでしようから、後は、米中政府が自制してくれるよう祈ります。
米中貿易摩擦は、確かに世界経済を混乱させている。
しかし大きな声では言えないが、メリットもある。

第一は、中国経済の健全化だ。中国の政府関係者は怒るかもしれないが、米国の中国批判の6割ぐらいは”世界経済的に”見ると正当なものだと思う。
中国は、こうした外圧を不愉快に思うかもしれないが、貿易摩擦での中国の妥協が結果的に中国経済の膿を出し、特に中国企業の国際競争力やイノベーション力を強化することは間違いないと思う。

第二は、米中間の歪な関税によって、グローバル企業の行動原理が変化すること。企業は各々の国家の法律を改めて見直し、新たな製造販売の最適ルートを探ることになる。
誤解を恐れずに言うと「中国の粗放型成長と法制度解釈の自由度を巧みに利用して荒稼ぎをしていたグローバル企業」が淘汰される、ということでしょう。

現状を保護主義の台頭、トランプ大統領の乱心、中国経済の急落という文脈だけで憂えるよりも、世界経済のためにはよい試練になるのだと思いたい。
「中国の減速は問題ない。理にかなっている」
「ただ減速ペースが早ければ、本当の問題になる」
今後も注視したいですね。