日経平均は3日続落、外部環境への懸念が重し
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日経平均-0.09%、TOPIX+0.36%、マザーズ+1.14%、REIT+0.55%。
鈴木さんがコメントされているように日経平均とTOPIXでプラマイ分かれている。またここ数日ずっとそうだが、指数の動きが小さめの割にはプラスもしくはマイナスの業種がどちらかに寄っていることが多く、今日もそう。
プラスは証券+1.61%、金属+1.41%、銀行+1.06%、化学+0.98%、電気機器+0.91%など。マイナスは陸運-0.72%、食料品-0.35%、電ガス-0.32%、サービス-0.26%など8業種。指数はそこまで動いていないが、少し強気に傾いているように業種的には感じる。
個別では決算発表した日本電産+1.11%(下方修正はすでにしていた、一時+3.1%になっていた)。半導体系が強くニコン+6.71%、アドバン+5.94%、SCREEN+5.94%、SUMCO+5.02%、TEL+4.54%。ニコンはASMLとの和解があったが、それ以外はよく分からない。日経平均株価は3日続落とはいえ、TOPIXは反発とまちまち。東証1部騰落銘柄数で見ても買い優勢ではあります。薄商いの中で方向感に欠けると言ってしまえばそれまでですが、どっちつかずと焦るよりは、この水準であれば落ち着いて観察できると前向きに捉えておきたいですね。
日経平均 20,574.63(–19.09 / -0.09%)
TOPIX 1,552.60(+5.57 / +0.36%)
前日のNYダウは上昇したものの、小幅落して取引を終了しました。前場に90円ほど下落して寄り付いたものの、一時終値を超える場面も。しかし、円安への動きが鈍い(逆にいうと、中間値で安定しておりその影響で日経平均の下落の動きが限定的だったとも言える)為替と日経平均寄与度の高い主力株の下落(ファストリが–3.10%下落して58.88円分の下落影響、ユニファミが-2.63%下落して12.59円分の下落影響を寄与)により、上値が抑えられ昨日終値を割ったと考えられます。
本日大きく下落して寄り付いた原因は、米政府機関の閉鎖長期化における米国景気の先行き懸念であると考えれます。本日早朝に、バークレイズが左記を理由に第1・四半期の米経済成長率見通しを年率3.0%から2.5%に下げたことも関係していそうです。
また、本日の株式市場の特徴として、日経平均の値上がり銘柄数が141、値下がり銘柄数が80と、単純な絶対値でいうとポジティブです。相場付きについてはそこまで悲観的にならなくても良いかとは思います。