広告業界CFO 鼎談「受注するほど、資金繰りは難しくなる?」
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【聞きました】
広告業界のCFOの皆さんに、広告業界の資金繰りについて語ってもらいました。
ご協力いただいたのは、Ogilvyの椎名さん、GOの松崎さん、オノフの松久さんの3名。
広告業界の経営者はもちろん、広告業界のフロントで活躍している方にも、広告主の方にも知っていただきたい内容が盛りだくさんです!
第一弾の「スタートアップと受託」
https://newspicks.com/news/3496737
第二弾の「アパレル経営対談」
https://newspicks.com/news/3530560
に続き、今度は広告業界のCFOの皆さんに語っていただきました!
僕自身、広告代理店出身なのですが、資金繰りの難しさは今の仕事に関わってから初めて知りました。
何も対策をしていないと、6ヶ月のプロジェクトなら入金は6ヶ月以上先。その期間の人件費をはじめ、掲載費、プロモーションにかかる必要経費は、全部代理店側で"立て替え"なければなりません。
つまり新規案件が入るほど、手元の資金が減っていき、資金繰りが難しくなっていきます。
広告業界のフロントに立つ人が資金繰りのことを考えなくて済むよう、縁の下で会社を支えるCFOの皆様に、普段考えていることや、CFOの方との役割分けに関して語っていただきました。
注目のコメント
なかなかスポット当たらない広告業界の資金繰りについての記事、面白かったです。
中規模な制作会社も含めると、ファクタリングがかなり活用されていると思われます。
広告会社の資金繰りは経営者にとって頭の痛いテーマです。
ですから逆に金融機関からしてみたら大きなビジネスチャンスとも言えます。業種的に外注比率も高いので、キャッシュの出入りが激しいです。比較的、貸し倒れリスクも少ないはずです。
銀行はじめ金融機関のみなさま、ぜひ宜しくお願いいたします!スタートアップCFOの方々の鼎談記事ですが、よくあるVC等からのエクイティ調達ではなく、事業収益のキャッシュ化や資金繰りなどキャッシュフロー戦略に関する非常に参考になり、そして頷くことの多い内容でした。
エクイティ調達においても当然ながら事業「戦略」視点は必要ですが、キャッシュフロー戦略においてはより細やかな事業「施策」視点が求められ、別の意味で難易度が高いように感じています。