中国、今年は景気支援へ歳出拡大 減税など柱=財政省当局者
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「景気対策は財政出動よりも減税がスマート」ということで、去年は1兆円を超える減税をやってみたものの、下降トレンドは止まらず。
というわけで、今年は財政出動やむなしなんですが、2008年の4兆元対策で過剰債務がごっそり積み重なったという教訓から、記事中にあるように地方債など地方政府の歳出拡大には否定的な見解を示しているわけですが、ではそれで具体的にどういう財政出動ができるのかというフレームはまだ謎ですね。
中国の景気対策はブレーキもアクセルも加減が難しい。中国当局は悩みどころですね。12月の国内、中国経済指標をみると、一気に潮目が変わったのを感じさせます。減税策中心と強調するあたりが財政への懸念も示してのことでしょうが、資本市場へのサプライズ度合いは小さいでしょうね。、
2018年年末にかなりの急ピッチで個人所得税改革が行われ、中間層にとっては減税、高所得層にとっては実質的増税となりました。
一国民としてどう思うかはさておき、他の国ではありえないスピード(話が出てから実施までに半年)で税制改革をできるのはこういう時にかなりの強み。