米が中国提案の通商予備協議拒否との報道、真実でない=NEC委員長
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もちろん交渉の中身を外部から推し量ることは困難ですが、中国の対米貿易黒字の解消自体に向けた対策に関しては、既に様々な案が示唆されてきたことを考えると、既に焦点は他の点にシフトしていることが考えられます。
一つは、米中間での合意内容を実際に実現していくための枠組みです。どのようにモニターし、守られない場合にどうするかを予め決めておくことです。米CNBCのClosing Bell内のインタビューでは、クドロー氏がこの点を示唆しています。
もう一つは、中国の国内市場を米国企業に開放していくための枠組みです。具体的な分野やタイムフレームがポイントになります。ただし、この点は、「継続協議」になるとの見方が強い知的所有権の問題ほどの難題ではありませんが、第一の点に比べて厄介な課題であるように見えます。