「生命のデジタルデザイン」を目指す深圳のバイオテック企業
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ゲノム解析という「繊細」な事業を運営しながら、M&Aなどの「大胆」な経営で成長する、教科書に載りそうな事例。
=引用=
・ゲノム解析事業を展開するBGIは、従業員の数が6,000人を越え、いまも成長を続けている。
・2010年には米国の巨大バイオ企業イルミナ(illumina)の高速シーケンサー(塩基配列解析装置)を128台購入。
・2014年までに、BGIは世界のゲノムデータの少なくとも4分の1を生み出す世界最大のゲノム解析企業へと成長した。
・現在は2013年にイルミナの競合にあたるシークエンサー開発企業コンプリート・ゲノミクス(Complete Genomics)を買収し、シークエンサーの自社開発に乗り出した。
つまり、イルミナのお得意様から、いきなりライヴァルとなったのだ。この立場の急変具合がいかにも中国らしい。
=追記=
「中国らしい」で片付けず、日本含めた他国も見習うべきかと。業界や競合の境界線は、どんどん曖昧になっていく。"ゲノム解析事業を展開するBGIは、従業員の数が6,000人を越え、いまも成長を続けている。しかも、その従業員全員が自身のゲノムを解析済みというから、驚きだ。"