すべては「プロジェクト」だ! 日々の仕事にWBSが必要な理由【WBS特集:後編】
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
「仕事の8割は計画」という言葉があります。僕の場合、個人用WBSを簡単なExcel(関数なし)で作成・運用しています。
案件や発注作業等の単位にタスクを洗い出して、各タスクに対して①予定開始日、②予定終了日、③開始実績日、④終了実績日、⑤タスクの終了条件(成果物)、⑥タスク遂行のためのアクションプランを日々可視化しています。
計画を立てる時間が勿体無いと思う方もいるとは思いますが、「勿体無い」を最初の理由に出す人ほど、感覚・曖昧な計画を頭の中に持っている人が多い印象です。それは関係者との認識齟齬、下請企業や部下等への皺寄せを生む原因にもなります。日々のシンプルな仕事をWBSに区分するのはとてもよいトレーニングですね。いきなり仕事でやれと教えても難しい。
ただ、こういうことがすんなりできる人は、できない人の気持ちがわからないので、「前に教えただろ」「何度同じこと言わせるの?」などと言ってしまいがち。逆に、これを根気よく、わかりやすく説明できるひとは、ものすごく深いところまで理解して、感情をコントロールできるひとなので、とても信頼のおけるビジネスマンだろう。
そういう姿勢を教えることは難しく、範を示すことで気付かせるのが、時間はかかるが一番の近道。まずは自分で精進するようにしたい。最近になってようやくわかって来たのですが、仕事が出来る人は視覚化、順序付け、優先順位を本当に丁寧にやっています。
僕もこれから日常をWBSの練習の場として捉えて習得していきます。