ファミマがTポイント運営会社の株売却へ、CCCは戦略見直し必至
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注目のコメント
下記はCCCマーケティング北村社長へのNP編集部のインタビュー。
そのときもコメントしたが、Tポイントとしては抜けて欲しくない(データとしても)、だけどファミマとしては貢献のわりに15%という持分に過ぎない。伊藤忠併せて、そこの経営判断があったものという理解をしている。
記事の通り、ソフトバンクが残り35%を保有し、今回の売却分をCCCマーケが買う形であれば、ソフトバンクはファミマと組んで過半という構図はなくなり、CCCの意向が強く効きやすくなる。次はソフトバンクグループがどう動くかが気になる。
https://newspicks.com/news/3478233自社ポイントでなければ、どっちみち詳細な顧客データ分析や個別顧客対応へのデータ活用は難しい。
コンビニの場合、それほど個客(個別の客)の行動がわかる必要はないという判断があるのかもしれない。
複数ポイントの受け入れは、顧客拡大効果はある。
「ファミマはTPJ株の売却と並行して、2019年11月にも楽天の「楽天スーパーポイント」とドコモの「dポイント」を採用する方針だ。これまでファミマで使える共通ポイントはTポイントだけだったが、その独占が崩れることになる。 」
いずれにしても、Tポイントの経営に与える影響は大きい。もう5年以上前から噂されていたことです。
ようやく動き出すのか?というのが本音の感想です。
けれども、今は、ポイント戦略単独で動くことはなく、そこには必ず決済が伴っていると思います。
ポイントを複数採用するのは利便性が消費者の利便性が上がることではありますが、顧客購買データをきちんと分析しないと、Tポイント単独を辞める意味がなくなってしまうと思います。⇒顧客購買データが分散するので。
CCCも内心は覚悟をしていたと思うので、今後のCCCの戦略にも注目したいところです。