1000万回以上再生「男らしさ」に警鐘のCMに賛否両論
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こちらで元の動画をみることができます。
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35131295.html
「男らしさ」が強調されるのは、「男らしさ」のなくなった場所の特徴だという話があります。
「男性」のアイデンティティが揺らいでいるというふうに見ることもできるかもしれません。
議論の上で、このコマーシャルを公開することになったということです。
女性向け製品も出すジレットの中で、ビジネスとしての成果をどう考えるのか、かなり議論されたことでしょう。
話題にもならずに消え去っていくコマーシャルが大半の中で、話題になったことは成功といえるのでしょう。
ビジネス面でどういう成果を期待しているのか、もう少し知りたいものです。男女同権やらジェンダー論が賑やかな中、髭そりだけは男性の聖地と思っています。その髭剃りメーカー大手ジレットが堂々と火炎瓶を投げ込んできた。まあ炎上しますよね。
ジレットは会社として覚悟ができていると思います。30年使ってきたコピー“The best a man can get”(最上の男が得られること)を“The best men can be”(最上の男になる)に変えた。そして映像の最後に自分たち自身に挑戦することが最上に近づける。だからBESTMANCANBE.ORG を立ち上げる。と宣言しています。「なーんだ、言いっ放しじゃん、炎上狙ってるだけじゃん」といった批判対策もしていますね。
これは2007年広告界に一石を投じたDove"Evolution"の男性版でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=iYhCn0jf46U
普通の女性の写真がPhotoshopでいじられ完璧な広告になる状況を、本当の美が捻じ曲げられていないかとDove は問いかけ、今も使われているブランドメッセージReal Beautyを強く印象つけました。余談ですがDove はUnilever傘下。ジレットはP&Gなので、両巨頭がそれぞれのジェンダーをdominate しようといった変則的な見方もできます。
私は髭を剃らないので髭剃りのブランドを気にしたことはありませんが、少なくともこれ以降はジレットを気にかけるでしょう。毎日何かを使っている男性陣なら、なおさらなのでは。
個人的にはメッセージOK。しかし表現はやりようがあったかも。私がCDなら少なくともBBQ男性を並べるシーンにはNGを出します。これは日本の鍋奉行じゃないですが、BBQなら俺様と自負するアメリカ、カナダ、オーストラリアの男性陣を敵に回す可能性があるからです(笑)。そうだ、トランプ大統領の支持者もこの広告、受け入れられないでしょうね。こういうトピックには目くじらを立ててる人がたくさんいるから思った事を素直に発言するのが難しい。男女どちらも軽視や差別は良くないという前提の上で、同じ人間として捉えることよりも、女性だからこその魅力や男性だからこその魅力がもっと溢れる社会になれば素敵だなぁと思います。