何が違う? 航空エンジンのハイブリット化
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注目のコメント
サッシャさんは、NHKのドイツ語講座のMusikBoxのコーナーで見ていましたので、お目にかかれて光栄でした。
少々技術的な話を、とても興味を持って聞いて頂けてありがたかったです。NewsPicksでも自動車が注目されることは多かったのですが、意外と航空機について話題にあがることが少なかったように思います。
騒音問題が解決されるというのは大きいですね。
2020年のオリンピックに向けて、羽田の新ルートが都心上空を通るということで、騒音問題が心配されています。https://newspicks.com/news/3434543島田さんが詳しいのは当然として、DJのサッシャさんが最近の航空機の動向に詳しく話題をいい方向に引っ張っておられたのが印象的です。
なぜいままで飛行機にハイブリッドという概念がなかったのか、については理由はいくつかあげられるかと思いますが、最大の理由はジェットエンジンのような大きな出力を出せるモーターが飛行機に載せられるほど小型軽量でなかったから、というものでしょう。
原油価格の高騰やCO2削減についてのニーズがあり、また自動車や船舶における電気推進の発達、バッテリーの進化という環境が整ってきて、はじめて飛行機も電気推進にできないの?という課題に挑戦できるようになってきました。
現在電気推進の飛行機は自家用など小型機でもまだ販売されているようなものはありませんので、まずは自家用機レベルできちんと飛ばせることが目標になるはずです。これをクリアしてはじめてより大型の旅客機への応用が見えてきます。
エアバスやボーイングがベンチャーに出資するなどしていますが、それでも次世代機はまだハイブリッド機ではないでしょう。普通に航空会社の機体としてハイブリッド機が飛ぶのは、10年くらい先になるかなというのが肌感覚です。