人事の新たな武器 「組織開発」とは何か?
人材育成・研修のリクルートマネジメントソリューションズ
53Picks
コメント
注目のコメント
この着眼点はとても大切ですね。各々異なる多様性の受容が、働きやすい職場環境や様々な視点からの課題の気づき、解決策の発見に繋がると思います。
ただ、そもそもの人と人との「関係性」や「相互作用」をどのように可視化して判断するのか。
現状では、組織内の関係性や相互作用の問題の大小に気づける人がいること前提となってしまい、実現難易度はかなり高い部類になりそうですが、目指すべき方向性として、組織開発で間違いないと思います。
—————
通常の人事管理の対象が「人」であるのに対し、組織開発の対象は人と人の「関係性」や「相互作用」です。組織開発とは、組織に内在するエネルギーや主体性を引き出す機能であり、人と人の「関係性」の変化や「相互作用」が、組織を変化させていくという考え方であるといえます。
これに対して、組織開発アプローチでは、本人と上司や職場メンバーとの「関係性」に問題があると捉えます。そして、その関係性の改善を図ります。このような場合、本人と上司の間で期待する役割認識や成長課題がすりあっていなかったり、本人と職場メンバーの間で十分な協力関係が築けていなかったりすることが多いためです。人材開発に取り組んでいくと組織の問題に突き当たると実感しています。組織風土や評価制度が整っていなければ思うような人材は育っていかないと思います。今は個の能力だけではなく、チームの力を最大化できる人材が求められていると思うので。埋もれてしまっている優秀人材を、発掘していくために、企業が求める人材像とあるべき組織の体系を築き上げていくことが重要だと思います。