細野豪志氏、自民入り探る 無所属の展望見えず二階派接触、地元は反発
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その昔、私は保守新党という政党の担当をしていたことがあります。幹事長は二階さんでした。当時から二階さんは、民主党から人材を受け入れて勢力を維持していて、保守新党の代表は民主党からきた熊谷弘さんで、佐藤敬夫さんや山谷えり子さんらも民主党から離党して在籍していました。
その後、二階さんは自民党に戻って着々と勢力を広げ、いまや泣く子も黙る自民党幹事長。冷飯時代をそれなりに経験してきたこともあり、数への貪欲さは筋金入りですね。いかなるハレーションも恐れていないと思います。まず認識すべきだろう。結党前の希望の党において、本来政党理念の核を作るべき立場に彼はいた。
後に袂をわかつあの陣笠代議士が中心となっていたあの段階で、野党第1党の幹事長まで務めた人間が事実上政党を作り、国政の経験があり風を読むことに本来たけていた知事を御輿として担ぎ上げる。人も少なくこれ以上ない絶好の機会にも関わらず、あの陣笠代議士1人説得できず、政党の基礎を作れなかった。ある意味前原さんと玉木さんにしてやられたのは、彼にそれだけの器量が当時なかったからである。
「彼はまだ使える人」かつて細野・山本騒動の際にそうやって救ってもらった当時の恩義を考えれば、独立までにそれだけの研鑽を磨いてこそ然るべきだった筈である。
彼は理解しているだろうか。当時自分に何が足りなかったのか。
それを理解していないまま自民党の世話になろうと言っても、自民党だって(単なる投票マシーンとして黙るならともかく、そうでないなら)迷惑な話であろう。4月の衆院大阪12区補選に立候補予定の樽床伸二氏の自民党入りも噂されている件でも、自民党に入る道は、選挙に当選していて、無所属で、かつ特別会員として二階派に加入させてもらうということだと聞いたことがあります。「どうしても自民党に入りたい!」という方に二階派は門戸を開いているようですね。
でも、確かに記事の通り、これまで対峙してきた地元民からしたら「はい、そうですか」とは簡単にならない気持ちも良く分かります。