オンワード社長「ZOZOと根本の考え違う」
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注目のコメント
ポジショントークやホルダーさんの擁護コメントが目立ちますが私は美術品オークションを経営する経営者として一言
規模は違えどECサイトと美術品オークションのビジネスモデルは一緒です。規模も扱い高も全く違いますが、何が一緒かというと売り手と買い手を繋げる仲介手数料を頂く商売です。(業界ではカスリって言います)私としては出品者にいかに良い美術品を出していただくかが一番目の仕事、そしてそ出品された品をいかによく見せ、買い手に訴求するかが2番目の仕事。3番目が弊社に対する売り手、買い手からのギフトいわば仲介手数料です。
経営とはシビアな世界で結果が出たら評価されるし結果が出なければ責任問題へ発展します。まして上場企業となると株主含むたくさんのステークホルダーが存在します。
一連の前澤社長が行った行動は多様性だし個人の資産をどんな形で使おうが個人の自由で、その件に関しては社長叩かれすぎだと思います。僕も自分の車とか美術品とか無条件で差し出せって言われたら今まで汗水垂らして頭ハゲるくらいストレスを感じながら経営してきてコツコツやってきた物をなぜ剥奪されなければいけないのかと単純に思うからね。
なので前澤さん個人の資産背景と経営というのは分けて本質から見るべきだと考えています。
私自身の経営に置き換えればオンワードさんが退店されたは非常に痛いです。周囲の人間が全然痛くも痒くもねーんだとと息巻いていますが商売人としてサイトのコンテンツが減ることに対して出るんだったら出ろと思う経営者はいないと思います。
私は出品者がいないオークションとか想像すると夜も眠れません。結論としては出品してくれる業者及びお客様は無条件で大切にすべきです。(出るんだったら出ればいいと取り巻きがい言うのは無責任で僕から見ればアンチZOZOです)
zozoから読み解くオークション経営(自分に置き換え編)
http://blog.livedoor.jp/koraidokanno/archives/15223826.html定価販売にこだわるというより、価格変更は自分たちの判断でやりたいのでは?
ZOZOは使わないですし、オンワードブランドは買わなくなりましたが、ブランド価値は自分たちの責任でマネジメントするのはアパレルなら当然では?
ところで、前澤さんのオンワード撤退はありません、ご飯を一緒に食べていますし…というコメントはなんだったのでしょうか?気持ちは分かるけど、トップがああいうコメントをするのはいかがなものでしょうか?先日の前澤さんのコメントは「オンワード保元社長とは何度もご飯に行く仲ですので、そうした関係性もある中、メディア先行で「撤退」という情報が流れ困惑しているのは私たちだけでなくオンワードさんも同じかと思います」とのことでしたが、一歩踏み込んだインタビュー。プロパー(正値)で売れる時から会員向け値引き販売をしたくない、とのこと。「ブランド価値を守るため」というという主張は一見正論ですが、バーゲン頻発でかなり深い値引きもしているのとどちらが罪深いかは微妙なところ。価格を含めて色々な施策が自分でコントロールできなくなる、それを一方的に通知されるだけ、という関係が耐えられない、ということでしょうね。
とはいえ、ZOZO依存度が低い百貨店ブランドだからできることでもありますね