日経平均は反発、米株高が支え ファーストリテの上げも寄与
コメント
注目のコメント
日経平均株価は195円高となっています。
米国株はNYダウが122ドル高と5日続伸、米中貿易協議の進展期待に加え、FRBは利上げを急がないとの見方が浸透、1カ月ぶりの高値となりました。
今朝の東京市場もこれを好感して反発して始まりました。
ただ3連休控えで米国株の連騰疲れへの警戒もあって、弾みはつかなかったものの、20300円台をジリ高で終日底堅く推移しました(日中高安幅は95円の膠着、4カ月ぶり)。
前々日の良品計画、前日の安川電機の業績下方修正もあり、決算発表シーズン前、やや業績警戒もあったようです。
一方で東エレク5日続伸など半導体関連続伸、光明も見えています。
週を通せば797円高で6週ぶりに急反発、
パウエルFRB議長の金融政策見直し表明から米国株のリバウンドが続き、大発会安で割り込んだ2万円台を回復しました。
来週は中国の貿易統計、英ブレグジット採決、米国では小売売上高や金融機関を皮切りに決算発表シーズンイン、国内では工作機械や機械受注が出ます。
円高の分、出遅れた日経平均ですが、2万円台の後半へ半値戻りを試す展開と観ています。日経平均+0.97%、TOPIX+0.51%、マザーズ+0.46%、REIT+0.86%。
米株高も受けて1日プラスでの推移。業種別にはプラスは精密+1.92%、不動産+1.71%、電ガス+1.42%、電気機器+1.41%、輸送用機器+1.34%など。マイナスは小売-1.23%、水産農林-0.77%、倉庫運輸-0.66%、食料品-0.50%、陸運-0.49%の5業種で、引き続き過去1か月強かったディフェンシブ業種が劣後する反騰モードが継続。
個別では決算を受けてファストリ+6.19%、また英国原発撤退が日経から報道された日立+8.64%(日立は「当社発表ではない、決定した事実はない」リリース出しているが、完全否定系リリースではない)、あとはMSでのナデラCEOへの交代などを働きかけたアクティビストのValueActが投資をしていてValueActからの取締役受け入れを発表したオリンパス+9.88%。
マイナスはMonotaRO(昨日月次発表)-4.79%、あとは良品計画-4.07%と両方とも下落継続。