0027 論文出版業界の行方
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Natureが数年前に論文の閲覧無料にするってニュース.
https://www-overseas-news.jsps.go.jp/【ニュース・イギリス】「ネイチャー」誌、全掲/
(追記:URLに日本語入れてる...Nature元記事はhttps://www.nature.com/news/nature-promotes-read-only-sharing-by-subscribers-1.16460)
当時,Natureがやれば他雑誌も続くじゃん!やったー!と思ったけど,結局どうなったんだろう?(現状,なってない...)
注目のコメント
「AI」搭載のプレプリントサービスによって現行の多数雑誌システムを溶かすのと、すべての雑誌統一によるスケールメリットを最大限に活かす、が論文出版の未来ではないかとの提言です。既に後者は進みつつあり、どんどんその動向は拡張していくのかなと。そして、解釈やストーリーの幅を考慮するとすべての学術論文に現状では前者の行方は想像できないですが、究極的には前者の方針で改革が進められていくのだろうと思います。
前回の議論はこちら
◼️研究者のスケベ心が論文の出版・査読の問題を生み出しているのだ
https://newspicks.com/news/3572715出版コストはかかることは変わらない。受益者=支払者の定義が変わっただけとも言えます。
昔は論文を読みたいひとが受益者でお金を払ってました。
いまは読んでもらうことが重要なので発表者がお金を払って無料で読んでもらいます。
出版社や業界によって制度や価格はことなると思いますが、我々のところはオープン化するかを選択できるジャーナルに最近採択され、オープン化したかったので3000ドルも支払いました。