ブランドに愛着を抱く理由はさまざま、ひと括りに「ファン」としていませんか 【対談】青山学院大学 久保田進彦
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熱狂マーケティングとかファンマーケティングって最近よく聞く。
ファンを一括りにせず、しっかりセグメント分けすることで狙うべきマジョリティファンを見つけだし、広告費用対効果を高める。
うちがやっているのはマーケティングと言えるのか些か不安になってきましたね。
注目のコメント
ファンマーケティングについて理解が深まりました。特に以下のフレームは分かりやすい。
"消費者はブランドを、自分らしさを表現したり、あるいは確認したりするために活用することがあります。自分のアイデンティティを形成したり、他者に提示するための「プロパティ」(小道具)として利用するわけです。環境問題に関心の深い人が、自然派のブランドを好むことが多いのは、こういった理由によります。
また、これとは別に、消費者はこれまでのブランド経験の蓄積として、ブランドに親しみを感じることがあります。小さい時から身近にあったり、あるいは長年使い込んできたブランドに対して、どこかでつながりを感じたりすることがあります。ブランドを「パートナー」のように感じ、安心感やサポートを提供してくれる存在とみなすわけです。"・ファンベースマーケティングにおいては、強度だけでなく質も考える。
・消費者のブランドの捉え方は、「プロパティ(自己表現のための小道具)」型と「パートナー(安心感やサポートを提供してくれる相棒)」型という2軸で表現できる。このファンのポートフォリオを把握し、コミュニケーション施策に生かすことが大事。
・熱狂的なファンは、時に企業の障害になることがある。そうなった場合、粘り強く「対話を重ねる」ことで、長期的に解決していくことが必要。
勉強になることがいっぱい。〝熱狂的なファンが、企業にとって困った存在となることは、学術的研究でもたくさん報告されています。″
確かに、これわかります。
常連だらけのお店って、入りづらいですもんね。