事実婚でも「パートナー」証明へ。千葉市で国内初の取り組み 「生きづらさや困難を抱えるすべての人へ」
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渋谷区などが先行してパートナーシップ制度を導入してきたが、これで千葉市が最も先行的な制度を導入したことになる。1998年から1999年にかけて、フランス、オランダ、ベルギー等で導入されたパートナーシップ制度がこれだ。米国の州にも導入例がある。
熊谷千葉市長の以下のコメントは説得力がある。市長のイニシアティブに敬意を評したい。
『先行のパートナーシップ制度は性的少数者を社会で認めていくきっかけとなった素晴らしい取組だと思いますが、性的少数者に限定することで結果的にカミングアウトすることにもなり、また異性カップルにも親族や個人の問題で婚姻に至らない・至れないケースもあることから、フラットな制度設計とすることとしました。これは千葉市の当事者からも意見を頂いていたことでもあります。』
注目のコメント
千葉市では性的少数者に限定せず、異性カップルも対象としたパートナーシップ制度を今月から開始します。
先行のパートナーシップ制度は性的少数者を社会で認めていくきっかけとなった素晴らしい取組だと思いますが、性的少数者に限定することで結果的にカミングアウトすることにもなり、また異性カップルにも親族や個人の問題で婚姻に至らない・至れないケースもあることから、フラットな制度設計とすることとしました。これは千葉市の当事者からも意見を頂いていたことでもあります。
こうした制度が多様な家族の在り方について考えるきっかけになって欲しいと思います。
なお、事前に聴取した市民意見により、パートナー状態が解消等された場合は証明を無効とする内容も盛り込んでいます(こちらでも全国初)。千葉市民です
事実婚に対する意見・見解は様々でしょうが、生きづらさを感じてる方がいらっしゃるのは事実で。
そういう方々に一つの解を出すだけでなく、色んな議論のきっかけとなり得る取組を、他の自治体に先駆けて行えたことは、率直に評価できるなぁと思います。"市は現在、この証明書で親族が要件である世帯向け市営住宅の入居申請や、市立病院での親族としての面会を認める方向で検討しているという。"
生活してると(子供ができると特に)様々な手続きで、証明が求められる。今住んでる市ではOKだけど引っ越したら×になるみたいな感じだと広がっていかないので、国全体を巻き込む大きな動きになって欲しい。