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90日間の協議期間は、中国がどれだけ譲歩するのか、米国が見極める時間だということです。中国が考えているとおり、米国は、中国が徹底的に米国の要求に従うことを求めているのだと言えます。
中国は、米国に飲み込まれるつもりはありません。習近平主席は、米国との衝突を避けるために、譲歩の姿勢を重ねています。米国と衝突したら勝てないことを理解しているからです。そして中国は、最終的に米国の要求をはねつけるのは軍事力によってである、と考えています。
中国では、すでに、「長期戦に備えよ」という号令をかけ始めた軍人もいます。習近平主席も、1月4日に開かれた中央軍事委員会の軍事工作会議において、「軍事闘争の準備を行え」と訓示しました。
本来、米国との衝突をさけ、米国の圧力を回避したいと考えている習近平主席が、強硬な発言をするようになったことには注意を要します。今年に入ってから、対米政策及び経済政策の失敗を批判された習近平主席の権威が落ち、中国から、強硬派の論調がシグナルとして出されるようになってきました。
米国がこれ以上怒るのを避けたいというシグナルも継続して出ていましたから、中国から相反する2つのシグナルが出ていたことになります。これは、習近平主席に抑え込まれていた反対派が、モノを言えるほどに権威を回復したことを示しており、相対的に習近平主席の権威が落ちたことを示しています。
ここにきて、習近平主席自身が強硬な発言をするようになっったということは、反対派の意見を尊重せざるを得なくなったということもできるかもしれません。
問題は、習近平政権が、異なる2つの政策のどちらも採ることができなくなる可能性があることです。中途半端な政策は、中国経済を失速させる可能性があります。また、米国に対しても、中途半端に挑発すれば、米国の圧力をより高める可能性もあるのです。
中国国内政治の在り方は、今後の米中協議に影響し、中国の経済成長にも悪い影響を及ぼす可能性があります。