スタートアップの実力とスピードを決める、エンジニア不足以上に大きな人材問題とは?
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注目のコメント
スタートアップ経営者のひとりとして、ここで指摘されているコーポレート部門の「足腰の弱さ」は肌身に染みてよく理解できます。
当社の場合は、チームにたまたま銀行出身でそのあたりの経験が豊富なシニアがいることもあり、今のところ柔軟に対応できていますが、やはりこれから先に大きな成長を見据えるとこの部門の補強の必要性は感じます。
一方、当然ではありますが、自社サービス開発や営業に直結しない部分でもあり、スタートアップが初期段階でそこの注力できるかというと、理屈ではわかっていても、、となりがちなのも頭が痛いところです。同意。コーポレート系は能力だけでは解決できないことが多く、「解を知っている」ことが大事です。知っている人なら一瞬で解ける事も、知らないというだけでものすごく時間と手戻りがかかってしまうのがこの領域
プロダクトは独自路線でいけますが、世間の業法や規制、商慣習には合わせていかないとならないことが多いですから。
社会人経験の無い新人起業家はこの辺を甘く見がちですね。規模が非常に小さければ大きな問題にはなりませんが、規模が大きくなる前に、このあたりの経験豊富な人材を入れられると後々大きく違ってくるはずです年末のpickと出典は同じですね。
同じコメントを書くのも面倒なので、リンクはります。
https://newspicks.com/news/3554149
追記
コメント転載します。
私自身、人事総務系で15年…。コーポレート人材の価値は、企業規模やプロジェクト(仕組み化・システム化)経験など、経験値の問題だと思いますね。CFOが人事総務をみている会社もよくありますが、求められる素養は違いますよ。「他社の知恵やノウハウを買う」と考えれば辻褄があうかと。
スタートアップのバックオフィス(あえてこう言います)で転職者がぶつかる難題は、「社内に蔓延る内部統制アレルギー」「声の大きい古参メンバーによるサボタージュ」「稟議・文書管理システム、HRDBなどのシステム投資への無理解」「権限を与えず、一作業者からスタートさせる謎の人事制度」「こと人事には全能感を有する管理職」など。コーポレートに適切な予算や権限をつけないと、取り組みは中途半端になります。
特に創業者が内部統制に目覚めて人材を確保しても、いざ仕組み化する段階で手のひらを返され、失意のなか早期退職するパターンを何度か見ました。だから私も、スタートアップに転職するのは躊躇します。リスク要因が多すぎるんです。