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経営学とは人間学であるとドラッカーは言いましたが、ティールはいつも本当に人間学的に物事を突き詰めて考えている事がわかる良特集でした。

ミメーシス理論、冒頭のほうで語っているルネジラールの話は、私もいつもスタートアップ投資をしていながら自問自答を続けているテーマです。

教科書にはユーザの声を聞け、ニーズを、問題を発見して取り組めとばかり書いてある。
しかしミメーシス論に裏打ちされたティールの非競争戦略はその真逆。自分の見たいものを創れ。ジョブズがその宗教における神のような存在、他にはマスク、ジャックドーシー、Uberカラニックら。突然変異的な創造をする者達。

これは簡単では全くない。むしろ砂を噛み血反吐を吐く苦しい生き方。ゆえに上記のヒーローは皆例外なく不安定な精神で壮絶な人生を生きている。が、それゆえ億人に1人も出来ない偉業を成し遂げている。
ペイパルマフィア達の行動の本質が、文中にあるピーター・ティールの好きなトールキンの小説のフレーズに凝縮している。「大いなる冒険は行く手にある。今日も明日も前途は白紙だ。運も潮目もきみの思いのまま。きみを阻む壁をその手で砕け」
ティール:チェスの中級クラスで僕が学んだのは、計画を立てて戦うことだ。初心者は、局面を見ることに終始する。次の手でコマを取られるんじゃないか、メイトに持ち込まれるんじゃないか、あるいは相手をメイトできるんじゃないか……などなど。初心者は一手ごとに考えるが、中級者になると、どの一手も計画に基づいて指すようになる。計画がないと「この局面ではできることが何もない」ということになりがちだが、計画があれば、連続した手によって、何を成し遂げられるのかを考えるようになる。このレベルに至って、プレイヤーは飛躍的に上達するんだ。
ティール氏の記憶に残る一節は「大いなる冒険は行く手にある。今日も明日も前途は白紙だ。運も潮目もきみの思いのまま。きみを阻む壁をその手で砕け」。

「きみを阻む壁をその手で砕け」という言葉はティール氏そのものの行動規範になっているように思います。

いっぽう、子供の頃から18歳か19歳まで毛布が捨てられなかったというエピソードはほほえましい。心根は毛布のように暖かいのでしょう。
ポッドキャスト「Masters of Scale(マスターズ・オブ・スケール)」でピーター・ティールが語った「イノベーターズ・ライフ」の最終話です(全8話)。週末にぜひまとめ読みをオススメします。
「チェスの中級クラスで僕が学んだのは、計画を立てて戦うことだ。初心者は、局面を見ることに終始する」

この話は、facebookの長谷川さんが今朝の記事で言っていることと同じでなんですよね。

「自分の手で未来を選択せよ」
人間の本質や心理の集合としてビジネスを考えること。

つまり、僕らは他人が欲しがるものを欲しがる生き物だということだ。この傾向の問題は、他人の欲望を模倣していると、全員が同じものを欲しがるようになるために、争いや競争が起きるという点にある。こうした争いは、古代の文化では非常に暴力的な手段で解決されたんだ。
この理論によって、人間の性質や心理ばかりでなく、社会の発展や歴史にも説明をつけることができる。
〈先々まで見通したうえで、同時多発的に行動を起こしたほうがうまく行くケースも多々ある。〉

指数関数的な成長の本質を理解することなんてはなはだ難しいですが、小生を含め凡人はそもそも先々を見通した上で、現在からいついつまでに何をやるべきかという詳細なプランを立てるのも苦手。さらに同時多発的な行動を起こすって、超人的です。だからこそ、Winner takes allという現象が起こり、一握りの起業家しか歴史に名を残せないのでしょうけれど。朝の連ドラの「まんぷく」で描かれているように、本当の冒険者は少数で、残りは模倣かもしれません。

トールキンの詩で、「そうだ!人生は冒険だったんだ」と今更ながらに強く感じました。生きている意味は、他人や神様から与えられるものではなく、その個人の生き様、未来の選択の仕方にあるわけですね。そう考えればこれからの人生、自分でも小さな冒険をしていけそうです。
知的な凄味を感じる言葉の数々だった
相場の潮目は自分の思いのままとはいきませんが、自分自身の潮目は自分の思いのままという心持ちで臨みたいものですね。もっとも市場に対してどのように振る舞うかも自分の思いのままであるに違いありませんが。

「大いなる冒険は行く手にある。今日も明日も前途は白紙だ。運も潮目もきみの思いのまま。きみを阻む壁をその手で砕け」
この連載について
各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。