総合化学メーカーが向き合う、“技術革新”という苦難の道
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化学、素材メーカーは、日本が勝負できる数少ない領域。この領域ではまけられない。自動車は軽量化が進み、マルチマテリアルが進む。電動化により、
電池の周辺にも様々な化学メーカーの技術が活かされる。全固体電池など、の実現にとっても、化学メーカーがおこすイノベーションに期待があつまる。しかしながら、化学メーカーはこれまでのように単に素材としての製品を提案するだけではなく、変化する自動車業界をさきよみし、エンジニアリング技術、部品かする際の評価技術などふくめて、提案していくちからが求められている。東ソーがMIやってるのは知りませんでしたねー!個人的な関心としては超伝導とか機能性材料のMIが面白いと思うんだけどなあ。
今読んでるナノアーキテクトニクス(ナノ建築学)ってゆうのもボトムアップ型で材料創成しようってナノテクノロジーの次の概念でなかなか面白いです。自己組織化などで原子スケールから積み重ねて、構造設計するものなのですが、がっつり化学反応やポテンシャルを利用するので化学メーカーさんにガツンと推し進めてほしいところです。
◼️材料革命ナノアーキテクトニクス
有賀 克彦 著 岩波科学ライブラリー 2014
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b265976.html自分自身無機材料やってるので、有機材料とは少し異なるとは思いますが、いま自分が無機材料を勉強、研究しながら思うことを。
現在、ガッツリ材料科学を勉強していて、かつコンピューターを使った第一原理計算等をつかって材料開発をしたりする人はあまり多くないと感じています。(リードベルト解析をしてる人はちらほら。)結局第一原理計算をしているのはコンピューターサイエンスをやってる人が多いので、材料についての知識量がある人達がコンピューターを使いこなして開発を進めていくと、もう少し材料開発のスピードだったり、種類だったりを増やせていけるんじゃないかなと個人的に思います。
もしかしたら大学研究室レベルの話で、企業だと手をつけ始めてるのかもしれませんけど。