LINE、AI技術を有償開放 自社基盤の拡大狙う
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まさに中の人として、事業立ち上げ中です。
世界1位の精度(ICDARランキング)を達成した文字認識OCR、Clovaで培った対話エンジン、LINEショッピング・レンズで育てた画像認識など、幅広く展開しますので、お楽しみに。
Amazonが自社で育てたインフラを、AWSとして公開して成功したように、LINEも自社で育てたAI技術を、アジア1stで積極的に開放していきます。(個人データは対象外で、あくまでAI技術のみ)
=参考1=
先行利用に興味ある企業/パートナー様、LINEで一緒に事業を立ち上げたい事業開発者・エンジニア・AI研究者などの問合せ先(僕が回答します 笑)
line.ai@linecorp.com
=参考2=
技術デモサイト(α版)
https://clova.ai/techdemo/
=追記(他コメントへの回答)=
◼︎Why:単純に、社内にAI技術が多く眠っており、もっと社会に役立てたいから。もちろん、企業価値を上げるため、AI事業の可視化・収益化も大事(けど、社会に役立てば結果は付いてくる)
◼︎What:言語処理だけでなく、実はモーションキャプチャー等の動画分析もあり、ニーズに応じて提供予定
◼︎Who:AIの価値を理解してるけど、リソース不足で二の足を踏む大企業〜中小企業(AIの価値の理解がまだ追いついてないお客様は、手厚いIBM等のコンサル企業にお任せ)
◼︎When:タイミングが遅いとも見えるけど、変な話、日本はAI活用が遅れており、一通り実証実験だけしてきて、やっと本格利用を考え始めたフェーズなので、むしろ調度良い(かも)こういう便利な技術が、複数のアプリをクロスして使えるのは、本当に理想的です。
例えば、Siriは、テキスト(日本のショートメッセージで、米国では最も使われているメッセージ機能)、メール、FBメッセ、Pickの入力で、日本語でも英語でも入力時間をセーブできます。日本企業は技術の囲い込みではなく、有償でもこのように外部に技術を出したほうがいいと思います。課題は国外に出ていけるか。最初から英語のマニュアルを提供したり、中の人が英語の記事で発信する必要がありそう。使う側としては、googlability (なにかあったときにグーグルで検索するだけで解決できるか)を気にします。