未来のデザイナー像は?ファッションデザインの研究者、慶應大SFCの水野准教授に聞く
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注目のコメント
「服を作って売るまでトータルに“デザイン”することが求められている」とありますが、この数年キーワードになっているデザインシンキングにも近いと感じます。
現時点でそれを実現している代表例はコムデギャルソンの川久保氏でしょう。時代の先端を行っている人は、やはり模範になるということかもしれません。
また、ファッションは人の力の依存度が高いがゆえにデジタルやテクノロジーの取り込みが遅くなってしまったのかもしれません。下記の本質を理解して、うまく取り込んでいくことが、今年以降も求められるでしょう。
デジタルの最大の利点は履歴が残ること。そもそもデザインの本質とは、理論のような抽象的な概念を形に落とすときの悩みや苦しみなどの試行錯誤の軌跡だ。水野先生がコムデギャルソンの時代は終わったと語っていたのが印象に残ってます。コムデギャルソンというブランド自体ではなく、プロセスやモデルケースという意味合いかなと感じてます。