ＳＭＢＣ日興、社長らの報酬減額＝インサイダー事件で社内処分
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注目のコメント
日興証券は元検察の弁護士がリードする調査委員会を設置し、インサイダー事件の調査を行いました。その調査報告書が公表されました（リンク先）。
調査結果は「黒」でした。
https://www.smbcnikko.co.jp/news/release/2018/pdf/181226_01.pdf
以下、個人の考えです。
過去金融機関に勤めていたとき、投資家やアドバイザー、もしくは引受人として複数のM&Aやファイナンシング案件に携わりました。このディール経験を通じて知ったことは、証券会社も銀行も、金融機関に話をするとどんどん秘密情報が漏れていくということでした。
発行体サイドの財務責任者になった今、過去にインサイダー事件を起こした金融機関の方々（←幹部やプロフェッショナル職であっても！）と話をする機会が多くあります。彼らと話をする中で、ふしぶしから「でもやったのは自分じゃないし」「他社もやっているし」「インサイダーで人が死んだわけじゃないし」的な態度を感じます。これは猛烈に不愉快です。発行体をなめるな、と。
情報を管理できない人、秘密や約束を守れない人は、金融の仕事をやってはいけませんこんな事件があったのですね。
Aki Moriさんがコメントされていますが、
↓
情報を管理できない人、秘密や約束を守れない人は、金融の仕事をやってはいけません
金融の仕事に加えて公認会計士も同様です。Akiさんのコメントの通りで。
どうして金融という言葉で信用（Credit）という言葉が様々な領域で使われるか。赤信号、みんなだろうが一人だろうが、渡っちゃいけないものは渡っちゃいけない。
