バーチャル時代に“リアル”の逆襲、双眼鏡ブームはなぜ続く?
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リアルは不滅です!
バーチャル時代にリアルがなぜ?って、すべてがバーチャルで済むのなら、体は不要ですから。人は体で楽しむこと、つまり体感を本能的に求めるんですよ。
かつてCDが普及して、家庭でも臨場感のある高音質を楽しめるようになり、ライブハウスがつぶれた。
しかし、その後デジタルミュージックプレーヤーが普及し、圧縮音源しか聴かなくなると、ライブやフェスの人気が高まったのがいい例。
双眼鏡を持つので体の動きは若干制約されますが、ボディソニックを感じながら、双眼鏡を覗くとグルーブ感に加えて没入感も高まりまりそうですね。これは実感してます。昨日までの2日間ももクロ恒例のクリスマスライブ「ももいろクリスマス」が開催されたので参戦してきました。会場のさいたまスーパーアリーナは1階スタンド席が200レベルという呼称で、その上の階が300レベル、そこから400レベル、500レベルと続きますので、300レベルを超えるとステージをかなり上の角度から見ることになります。
実際に300レベル以上の通路には双眼鏡の売店もありそこで購入している人が沢山いました。それと私は400レベルの席だったので、MC時は双眼鏡を使っている人を多く見かけました。
400レベルや500レベルという「天空席」だとしても、やはり現地にいるとライブビューイングでは伝わらないものが不思議と伝わります。結論、私もリアルが最強だと思います!【不作為や偶然を共有する魅力】
CDの売上げが瀕死の状態にまで下降するのと対照的にネット配信は伸びています。しかも、ライブの売上げも伸びています。
またスポーツ観戦も、メディア経由の方がアップやリプレイの視聴ができるにも関わらず、時間と費用をかけて会場へ行く人がいます。
乱暴に解釈するとメディアによる代替需要が市場の底辺を拡大し、ライブ市場を押し上げる傾向があると言うことです。
音楽にせよスポーツにせよ「編集」という「作為」によってもたらされるものよりも、計算できない「生」を「現場」で「共有」する魅力のほうが優っている部分があり、メディアが普及すればするほど、それが増幅されるということではないでしょうか。
そう考えると、これはバーチャルあっての経験価値の「増幅」なので「逆襲」ではないことになります。