米大統領、株価下落でムニューシン財務長官の解任検討か＝ブルームバーグ

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• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2018年12月25日

  貿易協議で為替条項を持ち出したり国際収支の二国間の不均衡を問題にしたりトランプ大統領と歩調を合わせ、ケリー大統領補佐官の後任候補として取り沙汰されたこともあるけれど、基本的に穏健派で、金融政策の独立性を守るとしてFRBを擁護し、中国とも合意したい意向がなんとなく見て取れましたからね・・・　これまた現実になれば、ホワイトハウスにトランプ流の強烈さが一段と浸透して行きますね。良くも悪しくも、歴代と違う「凄い」大統領であることだけは間違いなさそうな気がします　(@ @；
• 安井 明彦

  みずほ総合研究所 欧米調査部長

  ・2018年12月25日

  トランプの人事が大きな不安材料になっているのは事実ですが、これまでも折に触れて妙な行動をとってきたムニューシン長官自身の存在自体が、不安定化しつつある現在の市場・米国経済にとって大きなリスクであることは見逃せないでしょう。
  
  まあ、今回もそうですが、これまでのムニューシン長官の粗相は、どれも先走って大統領を忖度した結果ですから、これで解任されるとなると報われないですね。
• 前嶋 和弘

  上智大学 総合グローバル学部教授（現代アメリカ政治外交）

  ・2018年12月25日

  トランプ大統領の考えを忖度して動くムニューシン氏。解任して株価が上がればトランプ氏のPRになりますが、そもそも忖度の結果なので、そうでなければやはりリスク。