無印、初の「冷凍食品」が大ヒットした舞台裏
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無印というのは、本当に面白い「独自業態」だと思う。業態はコンビニとかスーパーとか、どういう物をどういう売り方(商圏含めて)するのかを指す言葉だが、無印はほかのどの業態とも違う。
衣料品、家具、雑貨、そして食品まで扱う。さらにはそれを「無印」というコンセプト(これでいい、という足るを知る的コンセプト)でまとめて、「結果としてブランドになっている」(①)。
無印含めて、ここらへんのブランド進化は、是非②も見ていただきたい。
食品については、他の財と違って、日々消費をしていくもの。小売にとってはドラッグストアとかでも同様だが、来店頻度を高める商品。
一方で無印は食品を主体にしているわけではない。食品は鮮度が重要で、そのなかで保存が効く常温のお菓子とかレトルト、そして飲料や今回出ている冷凍食品というのをやっているのだと思っている(少なくとも生鮮は手掛けにくい業態)。
そのなかでの冷凍食品のこだわり。ただ冷凍庫については元々アイスなども手掛けていて、ある程度設備があったのではないかと思うが…
記事にもあるが堺のイオンモールで、世界最大の店舗を開いて、そこでは生鮮も扱っている(③)。こちらのチャレンジもどうなるか注目。
①https://newspicks.com/news/2495694
②https://newspicks.com/news/3282210
③https://newspicks.com/news/2901737冷凍食品なんですね!
冷凍食品の販売といえば、流通関係者は、真っ先に「ピカール」を思い出すに違いありません。イオンがフランスから持ってきた店舗ですが、今まだ、2店舗にとどまっています。
その中でも、無印の成功が何かというのが、見てみないとわかりませんね。
間違いないのは、日本人という消費者が好きなものがわかっているということでしょうか。早く実際の商品を見てみたいと思います。予想以上に売れているとのことだが、カレーをリピート購入する固定顧客基盤があってのことだろう。カレーが美味しくて本格的だと、他の食品も美味しい気がする効果があるように思います(笑)。