首都圏ニュータウン 高齢化加速、半数が全国平均上回る 25年予測
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これまで団地に来てたことが時間差でニュータウンに来たということなので、そうだろうな、という感じがします。
結局、同世代の子育てファミリーが一気に入居したからそのまま住み続ければある一時期から急激に高齢化する(というか、数字上するように見える)というのは当たり前ではあります。
ただ、ニュータウンの場合、一戸建てが多いので買い物難民とか医療難民が発生しやすい。コンビニを作ろうにも諸々の規約関係で商店が新たに作りにくい場合もあるはず。宅地開発をした企業側も放っては置けないと乗り出しているところも出てきています。
おそらく同じことが時間差で高層マンションに来るでしょう。
ちなみに、弊所の未来年表でニュータウン周りの予測を見るとこんな感じです。同じ2025年には大阪の泉北ニュータウンの高齢化率が40%に達するという予測も出ています。
http://seikatsusoken.jp/futuretimeline/search_freeword.php?search_method=AND&search_words=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3&imageField=SEARCH開発されたニュータウンには同世代が一斉に入居するので、年齢層の多様性が失われてしまうのが大きな問題です。
Jane Jacobsの名著「アメリカ大都市の死と生」で挙げられている都市の4条件に照らし合わせると、ニュータウン開発の問題点がよくわかります。
https://honto.jp/netstore/pd-review_0603258549.html
『都市の街路や地区にすさまじい多様性を生み出すには、以下の四つの条件が欠かせません。すなわち、
一、その地区や、その内部のできるだけ多くの部分が、二つ以上の主要機能を果たさなくてはなりません。できれば三つ以上が望ましいのです。こうした機能は、別々の時間帯に外に出る人々や、ちがう理由でその場所にいて、しかも多くの施設を一緒に使う人々が確実に存在するよう保証してくれるものでなくてはなりません。
二、ほとんどの街区は短くないといけません。つまり、街路や、角を曲がる機会は頻繁でなくてはいけないのです。
三、地区は、古さや条件が異なる各種の建物を混在させなくてはなりません。そこには古い建物が相当数あって、それが生み出す経済収益が異なっているようでなくてはなりません。
四、十分な密度で人がいなくてはなりません。何の目的でその人たちがそこにいるのかは問いません。そこに住んでいるという理由でそこにいる人々の人口密度も含まれます。』この件は、以前から藻谷さんが指摘されてます。
一度に人が増える、ニュータウンでは頻繁に起こる
問題と指摘されています。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisei/heya/kiku/36801.html