自衛隊機が韓国軍からレーダー照射 防衛相が抗議
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火砲やミサイルを照準するための火器管制レーダーを照射することは、照射された側の反撃を招くなどの危険性から「模擬攻撃」と呼ばれ、戒められている。
ロシア海軍と海上自衛隊は1993年、「模擬攻撃」を禁じることで合意したとされる。
中国海軍は2013年1月、東シナ海で海上自衛隊の艦載ヘリに対して火器管制レーダーを1回照射し、10日あまりたって2回目の照射を海上自衛隊の護衛艦に対して行った。
これについては同2月、習近平国家主席の幼なじみで対日対米強硬派として知られる劉源上将が、「日本との戦争は中国の利益にならない」など強硬論を戒める内部談話を、それも1か月間に3回も発し、日本に対しても敵意がないことを間接的に伝えてきた。劉源上将の発言は習近平国家主席の意向を体したものと受け止められた。
この事件を受けて同年4月、中国・青島で開かれた西太平洋海軍シンポジウムで、レーダー照射、砲身を向けた威嚇、低空飛行による威圧を禁じることが合意された。
韓国は西太平洋海軍シンポジウムの出席国であり、その合意に違反する行為は韓国海軍内での処罰の対象となるレベルの逸脱行為であることを、日本政府として厳重抗議とともに伝えるべきだ。
ちなみに、1987年に沖縄本島上空を領空侵犯した旧ソ連軍のTu-16爆撃機の機長は降等されたとソ連側から伝えられている。(追記)岩屋防衛大臣の会見が行われました。10分足らずの短い会見でした。記者さんの問いかけに関しても、日頃の運用に関わるお話になるとのことで「控えさせていただきたい」という返答が多かったです。
不測の事態を招きかねない極めて危険な行為と認識し、本日韓国に強く抗議を行ったとのこと。
以下、記者さんとのやりとりにてお話しされていた内容。
日韓の防衛上の関係に影響はあるのか。
→ないようにしないといけないが、未来志向の関係を築いていきましょうと話し合ったばかり。
照射の時間、詳細な場所について
能登半島沖、竹島からはかなり距離があった。
照射の時間については控えさせていただきたい。
4つのレベルで遺憾の意を伝えたとも。
(オリジナル)本件について、本日19時から岩屋防衛大臣が会見するとのこと。
レーダー照射を受けていたのは昨日で、日本海で起こったようです。