【RPA業界レポ】ロボットと協働するための業務フローを再設計せよ
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ロボの手も借りたい今日この頃。RPAを導入した企業の事例やサービスを提供する5社のトークセッションを興味深く拝聴しました。
人とロボットが協働するためには、人とロボットの両方が理解できるロジックで、それぞれが働きやすいフローを設計する必要があるということ。具体的には削れる工程を極力削り、各工程をロボットが動けるように細分化して言語化し、マニュアル化する。
講演でも各社が述べられていたように、このフローとマニュアルをつくることができれば、ロボットはいなくても業務の属人化を防げます。
イメージ的には、頭脳ではなく、手足に近いんですね、きっと。そう考えると、ゆくゆくは1業務に1ロボではなく、1人1ロボ時代が来る気がします。早く来て!業務フローの確認と効率化は、ロボットだけでなく外注や働き方改革において必須。現場視点とともに各ポイントの背景や意味をフラットに理解する力も。
日本企業の事務、営業系部門はこの点が長時間労働人力でこなせていたため経験値が少ない。
またデータを扱う事業企画にいたこともあるので項目の設計が肝、は染み付いてます。業務フロー見直しにあたり複数出元のデータ統合が必要なこともあり。項目のズレがネックポイントの1つだったりすることも。見出しが全て。今あるものをそのままRPA化するのは以下の二点からやめたほうがよいです。
①RPAを導入したいと考える作業領域は、既に各種ツールで自動化できている領域が多く、今さらRPA化できない
②なにも考えずにRPAにはめ込むと、初期構築で細かいカスタマイズが増えすぎて、メンテ性が劇的に悪化する。その結果、だれもメンテできなくなり、すぐ陳腐化する。
RPAネイティブな作業再設計が肝です。