ホシザキ、四半期報告書を未提出 上場廃止も
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注目のコメント
不正の影響額は同社の規模にくらべると極めて僅少なもので、上場廃止に追いやってしまうほどではありません。
一方、ホシザキが公表した社内調査委員会の報告書を見ると、「バレる」「バレない」「絶対や」「落とすな」といった、穏やかとは言えない言葉が社内で飛び交っていた様子で、不正の温床はスルガ銀行と同じ匂いがしますね。
目標数字をシビアに追求することがいけないとは思いませんが、ビジョンがないまま数字だけを追いかけてしまうとこんな罠に陥ってしまうという典型例かと思います。業務用のキッチン備品の世界では圧倒的なシェアあるんだけど、このマーケットはすごく遅れてるので新規参入のすごいところが出てきたらやばくなるかもね。
ホシザキはメーカーとして超優良だし、オーナー企業だが金融危機のさなかにガバナンス向上のために上場をした、意思がある会社。
なので、本件は①のダイキンの欧州冷凍機企業という「飛び地」の買収で少しコメントしたが、正直とても驚いた。
なんとか頑張ってほしい!
不正については、田中さんがコメントされているように金額が小さい。②が社内調査委員会の報告書で売上高で300万円、経常利益で300万円、未確定のリース関連部分で売り上げ8000万円、経常利益1億0400万円。
調査報告書を読むと、残念な内容は少なくない。一方で、企業構造として本体と地域販社が分かれていて、東海地方の販社内での組織的な行為だったように見える。早くに本社から人を送り込んだりといった改善プロセスが行われていたのかは気になる。
①https://newspicks.com/news/3486626
②http://www.hoshizaki.co.jp/topics/181206-1.pdf