経営者 x 会計士 鼎談「アパレルブランド経営」の魅力と現実
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注目のコメント
私もアパレル関連はM&Aや事業再生でお世話になりました。
アパレルに限らずですが、まずは売れる服を作る、仕入れることが何よりも重要です。ここはバイヤーの嗅覚が重要になります。
そして、売上が十分立てられる事を前提とすると、アパレルでは在庫管理が肝です。
どんなに人気ブランドでも絶対に在庫は大量に残るので、それをどうするかは経営の重要な意思決定ですね。
記事ではコメントされていませんでしたが、銀行を巻き込んで資金を安定化させる方法もあります。
関与先のアパレル企業は資金力がついたので、経営は如実に回復していきました。(もちろんいいブランドをお持ちでした。)【聞きました】
前回の「スタートアップと受託」
https://newspicks.com/news/3496737
に続き、次はアパレル業編です。
新規ブランド「Foo Tokyo」経営者の桑原さん
縫製やアパレルブランド経営を経て、縫製やアパレルの新サービスを生み出す伊藤さん
そしてベンチャー支援経験豊富な会計士の野口さん
に話を伺いました。
アパレルブランドを教科書通りに始めようとすると、1000万は必要で、しかも企画から売上回収まで6ヶ月もかかるらしいです。
そんなタフな業界の話から、資金繰りテクニック、そして「教科書通り」じゃなくても小規模からアパレルブランドを始められる方法や新しいサービスについて話してもらいました。
アパレル業関係者じゃなくても、面白いですよー!
【追記】
今日、取材中にプレゼントしたくなって注文したFoo Tokyoのナイトウェアが届きました。
プレゼント用なので開けてないですが、素敵なボックスに期待大です。
https://www.instagram.com/p/BrZhWX2HNYD/freeeの広告?ですかね。
今まで多くのアパレル企業のビジネスデューデリや業務支援をしてきました。
規模的には数十億〜百億円程度が多いですが、まず間違いなく単品(SKU)単位で全品番の在庫管理を徹底できている会社はありません。
MDやDB(ディストリビューション)の日々の業務が忙しく、上位品番と下位品番については見れてるものの、その間の多くの品番が疎かになってしまっているのが現状です。
ただその品番こそ、死に筋をいち早く値下げして現金化し、売れ筋を早めに追加発注し売り逃しを防ぎ、売れない店舗から売れる店舗へ適切なタイミングで移動することで、消化率の改善、粗利の確保が可能となります。
この記事にもある通り、まずはエクセルベースで半自動化する帳票を作るのはとても重要です。
ただスタートアップは正直まだ自社データに実績がないので難しいですね。
出来る限りリスクを抑えるためにネットでの直販からスタートが良いと思いますが、それでもそれなりに広告コストをかける必要はあると思いますし、何より顧客の趣向を捉えた商品企画力が問われるかと思います。