生稲晃子さんが語る「仕事と病気治療を両立」する支援とは?
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私も8年前、メラノーマと診断された。いまは完治しているが、それは治療に専念できる環境があったからこそ。他人事ではないので、自分の会社では、そのような不慮の事態が起こったときに助け合える「トライアグル支援」を実行できる組織をつくりたいと思いました。
注目のコメント
がんを罹患しても、「職場で辛いときは辛いと言えて、それでも働き続けることができる、そういう社会を作って行ってもらえたら」と生稲さん。
「トライアングル型支援」は初めて聞きましたが、こんな働き方が広く浸透すれば嬉しいですね。癌もそうですが、慢性疾患など治らない病気の方は、本当は家族のことだけでなく学校や職場といった、家と病院以外の部分も調整・ケアできたら良いなと思うことは多々あります。トライアングル型支援が広まることは良いと思います。
病気だけをみる時代ではないという論調が少なくとも自分が学生の頃には既にしっかりあったような気がしていますが、患者の身体・精神・社会的な側面でのケア、患者家族へのケア、だけでなくもっと広い視点での支援が必要だと感じています。
臓器に特化した専門家は全身管理が苦手だったりしますが、全身管理ができても、もっと広い意味でのケア・支援はやはり難しく、広い意味でのチーム医療がもっともっと必要なのでしょう。
研修医の頃、病気を治すだけという視点になってしまうのをどうしていくべきか先輩に聞いたところ「退院してからの生活を、1週間だけでも良いから考えてみるようにして」とアドバイスを受けました。病院の外での様子を知り機を配るのは、実は病気を診断する上でも、治療方針を立てる上でも、その後の治療をうまく続けていくためにも、すごく大切なことです。
本当はもっと良い医者になりたいなぁ、と日々感じています。成長できるよう、邁進していきます。