【辻仁成】敵を味方にしてこそ、勝利です
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すごい濃い内容。とにかく世間の常識とか周りが言っていることにとらわれずに、自分のスタイルを確立するためにやり続けることで、真のオリジナリティが生まれる。やり続けることの難しさはあるし、批判もされるし理解もされないこともあるでしょう。
ついつい年を重ねるにつれて世渡りがうまくなり批判されないような振る舞い・言動になっていくものですが、批判されなくなったら逆にヤバいんじゃないかと自分でも思うようにしています。常に何か新しい挑戦をしていれば、批判する人がいるもので。
人生訓としても、最後の「敵を味方にしてこその勝利」はとても深い。嫌な相手を敵だと思い込んで嫌がっている時点で自分の人生は負けだ、はまさにその通りだなと。自分でコントロールできない変数を嘆いても仕方ないですから。「敵を味方にしてこそ」なかなかそこまで達観できません。
そんな心境には簡単にはなれません。しかし、その言葉を自分に向かって言うことはできる。
嫌な相手に牙を剥くより、自分を成長させることにエネルギーを使ったほうがいい。
イラッとしたり、ムカッとする多くの場合は、本質を突かれ、心の余裕がないときです。
自分が成長すれば、余裕を持って、冷静に対処できるようになりますよ。
もちろん、本当に意味不明に嫌なやつ、アホなやつはスルーでいいです。考えることすら時間の無駄なので。自分のことを考えましょう。この年齢の方が、批評家にならずに縛られず表現することにこだわり続けるというのはかっこいいですね。
それでいて、そういう生き方してると、横柄になっちゃう。
強気に、謙虚に。ということでしょうか。
以下、すてきなので引用
『歌うことがなくなっても歌うことが大事で、何を撮影していいのか分からなくてもカメラを持って外に出るしかないのです。
常に時代と添い寝していることが大事で、先生になったらおしまいなんですよ。それを死ぬまで続けなければ自分が何になるのか分からない。』