PayPayが「100億円あげる」に踏み込んだ真意
コメント
選択しているユーザー
キャンペーンの期間は一応来年3月31日ですが、この記事でいうところの今月中には100億円の原資は使い切って終了になりそうな勢いがありますね。
これがヤフーやソフトバンクの目論見通りの場合、
イノベーター理論でいうところのアーリーアダプターを完全に取り込んだことになるので、マーケティング理論の教科書のようなプロモーションで今後は幅広く認知されていく(アーリーマジョリティやレイトマジョリティを取り込む)ことにつながるのではと、キャンペーンが終わってからも世論の動向に注目です。
注目のコメント
今回のPayPayの100億円キャンペーンはマーケティングの観点から見て実に上手い。
そして実際の効果としても(自分のFBのフィード上限定の話だが)、自分が属する業界外で働く40-50代といった、スマホコード決済にこれまで大して興味がないけどお金はある、みたいな層が動いている。これまでと違いアーリーマジョリティ層も巻き込んだ動きになってそうな予感。この辺はソフトバンク/ヤフー陣営の得意エリアってのもあるか?
それにしても、ポイントバックすれば良いってもんじゃなくて、いかにうまくベネフィットを端的に(ベタに)訴求しつつつ、射幸心を煽れるか。かつてB2Cマーケティングコミュニケーションのプロを自認していた自分だが、改めてそのことに気づかせてくれた。先週金曜、ヤフー執行役員の志立さんがイベントでの挨拶で、「PayPayの100億円バラマキキャンペーンはすごい勢いなので、予定より早く終了してしまうと思います。みなさん、お早めに」と話していました。
キャンペーン終わってからの動向が気になります。
還元のメリットがなければまた現金利用に戻ってしまいそう。以前、CASHという中古品を即時現金化するサービスが、爆発的に流行りましたが、一瞬で消えました。瞬間的に沸騰したサービスほど、定着させることは、本当に難しい。
PayPayもポイント乞食(私も含め笑)が群がっている状況で、本当の意味での利便性や生活導線にフィットしてるとは言い難く、キャンペーンが終われば一気に引いてしまう危険性が高いです。
クレジットカードがなぜ普段使いになっているか、ブランド戦略も重要ではないかと。つまり、長く使っている人に、ロイヤリティを高める仕掛けを作る必要があります。