北海道で氷点下22℃を観測 北日本で今季これまでで一番の寒さ
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
今朝は全国的に前日と比べ冷え込み、特に北海道では今季最低となる気温を更新するところが続出しました。ロケットの打ち上げでNPでは有名な大樹町では最低気温が-22.0℃と道内のアメダス地点の中ではもっとも低い気温となりました。
ただし大樹町での記録としては、12月の最低気温という意味では2012年に-28.1℃というものが出ています。それに比べると、最低気温の記録を塗り替えるほどではありませんでした。
しかしながら各地で平年に比べて寒い朝となり、1月ごろのもっとも寒い時期に並ぶか、それ以上の寒さとなっている地点もあるような状態です。
また、冬型の気圧配置が強まったため、日本海側の各地では冬の天気となっており、新潟から北の地方では平地でも雪となっています。いよいよ冬だな、と実感するのには十分な寒気です。
原因は、先日全国的に暖かったのと同様、偏西風が蛇行していることです。南からの暖気が大きく持ち上げられたのが先日、今回は逆に北極からの冷たい空気が一気に入ったための冷え込みになります。来週にかけては日本列島はこの寒気に覆われる見込みで、この時期らしい冷え込みとなるところが多いでしょう。
なお、このような寒気が入っているところに低気圧がやってきそうで、週の中頃の12日を中心に再び北海道では大雪の可能性があります。寒いと聞くとその風景を撮りに行きたい病です。冬の北海道は美しい。
しかしマイナス22度はリチウムイオンバッテリーが動作しなくなるような温度ですね...
数年前、網走の流氷観測船の甲板で撮影してたら携帯とカメラが両方突然停止して、「寝るな!寝たら死ぬぞ!!と必死でバッテリーを温めた思い出が。(最近の物は何か対策されてるかもしれませんが)
極低温の雪景色は大変美しいものですが、撮影の際はバッテリーとお腹を冷やさないように気をつけましょう。