フランス全土が怒りに震える「黄色ベストデモ」という“階級闘争”
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記事を書いたライターです。たくさんのピックをありがとうございます。
渋澤氏のコメントにありました「黄色ベストの参加者の目にゴーン氏はどう映っているか」につきまして、私の見聞と周囲の様子からの理解では、「ざまあみろ」が一番しっくりくるのではないでしょうか。言葉は悪いですが。それ以上の興味もないかと思います。
「壊し屋」に関しては昨日公共放送フランステレビジョンのルポで、シャンゼリゼ警備隊の警察官が明確に「こういった場に慣れている極右と極左、それと便乗者」と述べていました。
マクロン大統領は12月10日月曜日の夜に演説予定です。そこでどんな具体的譲歩が見られるのか、どんな言葉と調子で語るのか(これまでは言い方に大いに難があったので)。それにより今後の運動の行方が大きく左右されると思っています。
注目のコメント
なるほど。これは勉強になった記事です。確かに市民革命によって近代的な民主主義共和国を獲得したフランスでは、デモは建国精神に刻み込まれていて意味合いの重みが違うのでしょうね。
また、黄色のベストの参加者の目に、高額の報酬を先送りしたと容疑にかけられているゴーン氏がどのように写っているのか興味あります。トランプが産まれる土壌がフランスにも。どう考えてもEUは持たない…
彼らには、これまでのデモ隊とは一線を画する特徴がある。
それは右派(保守系)・左派(社会主義系)といった政治思想による団体ではなく、そのすべてが乗り入れている「庶民」という社会階級の集団ということだ。彼らを繋ぐのは「お金が足りない」という共通の生活不安である。「右派(保守系)・左派(社会主義系)といった政治思想による団体ではなく、そのすべてが乗り入れている「庶民」という社会階級の集団」
「黄色ベスト運動への支援を示した管理職・知的自営業者はたった29%。年金生活者や失業者では半数を超え、ライン労働などの単純労働者では6割以上」
「彼らを繋ぐのは「お金が足りない」という共通の生活不安である。そしてその原因にある、「金持ち優遇の代償に搾取されること」への怒りだ。」